ウェーブ

川の流れ


自然の中の川にはウェーブ(波)があります。
ほとんどのウェーブは川底の形状と流量によって形作られます。
例外としては、風による水面のみのウェーブぐらいなものです。
もっと例外としては地震が来たときのウェーブくらいかなと・・・これは蛇足ですね。
ここでは、ウェーブの構造を紹介していきます。



隠れ岩

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左の図を見てください。 川底に岩があっても、はるか上に水面があるときはウェーブは発生しません。
もちろん、流速が早かったりした場合は別です。
流速が早ければ、「ホール」の項目で記載している「リアクションウェーブ」ができます。また、その影響でしばらく下流までリアクションウェーブが何回か続く場合があります。


ポアオーバー

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左の図を見てください。 岩の上わずかなところを水面が超えるときには、水面がぽっこりと膨らみます。
この状態をポアオーバーとよびます。
流速が早ければ、「ホール」(後載)になります。


クッション

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左の図を見てください。
水面より岩がでている状態になった場合、流れは岩にあたります。
岩の上流側では、岩にあたった水の流れが上に上がり、ウェーブができます。 このウェーブをクッション(もしくはピロー)と呼びます。
岩に流れがあたっていたほとんどの場合はこのクッションができますが、岩の下側がえぐれた状態の場合は、できません。 水の流れが岩の形状により下へと流されるからです。 通常、このような岩をアンダーカットロックやオーバーハングロックと呼ばれます。これらの岩は川底へとスウィマーを引きずり込み、ごみなどにひっかかったりする場合があるので、川での危険な構造物となります。


ホール

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左の図を見てください。
強い流れが岩を超えた場合は、「ホール」が形成されます。
流れは岩にあたり、そのまま上へと流れます。その流れによってリアクションウェーブ(スタンディングウェーブ)が作られます。 リアクションウェーブは通常、きれいな三角の形状をしています。
その後、岩を越えた流れは、重力によって川底に落ちます。そこでできる流れが「ホール」です。 落ちた流れは、一度川底までながれ、ボイルラインを境界にバックウォッシュとアウトウォッシュに分かれます。 このバックウォッシュは強かったり、ボイルラインと流れの落ち込みの位置が長かったりする場合は、人が流された場合、なかなか外に出られない状態になります。形状や強さにより危険度は違いますが、特に危険なものを通常「キーパーホール」と呼びます。 逆に、バックウォッシュは水面上は川の流れの逆方向を向いています。そこにラフティングボートやカヤックを乗せて「サーフィン」して遊べます。ただし、十分な経験ある人間がリスクを認識して遊ばないと危険が伴います。





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